浴衣は素材によっては家でも洗えて、正しい洗い方、干し方、保管方法を知っていれば長く着れます。
着る機会がすくないからこそ、「クリーニング代がもったいない…。」と思っているママは多いのではないでしょうか?
また、子どもは汚したり、汗をたくさんかくことも多いので、シーズン中に何度か着たい場合、家ですぐに洗濯出来たらうれしいですよね。
ポイントをおさえれば、家で洗っても浴衣をきれいな状態に保てますよ♪
- 洗濯機と手洗いの違い
- 色落ちを防ぐ洗い方
- 干し方
- 保管方法
忙しいママでも簡単にできる浴衣の洗い方・干し方・保管の仕方まで、わかりやすく解説していきます!
浴衣のハードルは高いと思っているママも、安心して子どもに着せて楽しい夏の思い出を作ってくださいね♪
帯や小物までスッキリ収まる大容量で、大きくなって着るときに小物が増えても安心。
こもりがちな和服特有のにおいを炭の力でしっかりケアしてくれて、大切な浴衣や着物を気持ちよく保管できます♪
ムレにくくて、カビ予防にも安心な不織布だから、通気性がよく、着物の保管にもぴったりです。

浴衣の洗い方は家でどうやるの?洗濯機と手洗いの違い

浴衣は洗濯機でも手洗いでも洗えますが、コツを押さえることで失敗せずにきれいに仕上がります。
忙しい中でも自宅で清潔に保ちたいママには、家での洗濯は大きなメリットですよね。
とはいえ、すべてのものが家で洗えるわけではないので、まずは洗濯表示をチェックして、素材や洗濯方法の確認をしましょう。
「水洗い不可」の表示があるものや、絹・麻などのデリケート素材は、無理に家で洗わずクリーニングに出すのがおすすめです。

子どもの浴衣は毎回洗ったほうがいい?

1回の着用で汗をかくので、なるべく洗ったほうが衛生的です。
洗濯機での洗い方
洗濯機で浴衣を洗うときは、「洗濯ネット」と「おしゃれ着用洗剤」を使うのがポイントです。
浴衣の多くは綿素材なので、やさしく洗えば洗濯機でも十分対応できます。
- 1浴衣を畳んでネットに入れる
- 2ドライモードやおしゃれ着コースで洗う
※「アクロン」や「エマール」などおしゃれ着用洗剤がおすすめ
※脱水は短めにして、シワを防ぐのがコツ
ただし、刺繍がある浴衣や色が濃くて色落ちしやすそうなものは、手洗いのほうが安心です。
洗濯機にするか手洗いにするか悩んだときは、「素材」「洗濯表示」「色落ちの心配」の3点を見て判断しましょう。
洗濯機なら、時間がないときでも安心してお手入れできますよ♪
手洗いの方法
手洗いでは、押し洗いでやさしく汚れを落とすのが基本です。
特にお気に入りの浴衣や、色落ちが心配な場合は、手洗いがおすすめ。
- 1ぬるま湯におしゃれ着用洗剤を溶かす
※皮脂汚れにはぬるま湯がおすすめだが、色落ちが心配な場合は水にする
- 2軽く押すように洗う
※ゴシゴシこすらず、やさしく扱うのがポイント
洗濯表示に「手洗い」マークがあるものはもちろん、色柄がはっきりしているものや、高級感のある素材のものは手洗いにすると安心です。
時間がないときは、洗面台にためた水でサッとすすぐだけでも十分きれいになりますよ。

帯や小物はどうやって洗えばいい?

手洗いかネットに入れて洗濯機でやさしく洗ってください。
浴衣は洗い方を間違えると色落ちする!防ぐポイント

浴衣は洗い方を間違えると、色落ちやにじみの原因になります。
特に濃い色や柄物は要注意で、正しい方法で洗わないと一度で台無しになることも。
色落ちしてしまう原因と、それを防ぐための洗い方のコツを紹介します!
色落ちの原因
色落ちの原因は、「染め方」や「洗剤の種類」、「洗い方」が合っていないことが多いです。
特に伝統的な染め方をされたものは、染料が水に弱く、強い洗剤や高温で洗うと色がにじみやすくなります。
また、新しいものや、赤・紺などの濃色系は色落ちしやすいので気を付けてくださいね。
洗う前には、必ず目立たない部分に水を含ませて軽く押さえ、色移りしないかテストしてみましょう。
少し面倒ですが、ひと手間が、大切な浴衣を長持ちさせるコツになります。
色落ちを防ぐ方法
色落ちを防ぐ「洗剤の選び方」と「洗い方」のポイントをまとめています!
色落ちを防いで、長くきれいに浴衣を楽しみましょう♪
洗剤の選び方
- 「中性洗剤」や「おしゃれ着用洗剤」の使用が基本。
- 蛍光剤や漂白剤が入っている洗剤は、色を落としてしまう可能性があるので避ける。
洗い方
- ぬるま湯ではなく水を使い、こすらずやさしく押し洗いするのがポイント。
- 洗濯機の場合は短時間の優しいコースで、浴衣単独で洗う。
- 色柄がはっきりしたものは、念のため最初の1〜2回は単独洗いをして、他の衣類と一緒に洗わないように注意する。
浴衣は洗い方だけでなく干し方も大事!

浴衣をきれいな状態で保つには、洗い方だけでなく洗ったあとの干し方もとても重要です。
干し方を間違えると、型崩れやシワ、日焼けによる色あせの原因になってしまうことも。
せっかく洗い方に気をつけても、干した時に浴衣の色や形が崩れてしまったら悲しいですよね…。
浴衣を美しく仕上げるための干し方の基本と、気をつけたいポイントを解説しますね♪
干し方のコツ
干すときは、必ずシワをのばして形を整えることが大切です。
洗い終わった浴衣は、脱水を短めにしたうえで、タオルで軽く水分を取ったあと、パンパンと軽くはたいて大まかにシワを伸ばしましょう。
その後、ハンガーにかけて陰干しするのがベストです。
幅広タイプの着物用ハンガーを使えば、肩のラインや袖が型崩れしにくく、きれいな形に仕上がります。
普通のハンガーしかない場合は、肩周りにタオルを巻いて厚みをを持たせるのがおすすめです。
日焼けや色あせを防ぐ注意点
浴衣は直射日光に弱いため、天日干しではなく「陰干し」が基本です。
特に濃い色や鮮やかな柄のものは、太陽の光に長時間当てると色あせしやすくなります。
風通しの良い場所で、日が直接当たらない室内やベランダの陰で干しましょう。
また、濡れたまま長時間放置するとニオイやカビの原因にもなるため、洗ったらすぐに干すのが鉄則です。
洗い方だけでなく、干し方まで気を配ることで、浴衣の美しさと清潔感をしっかりキープできますよ♪

洗ったあとはアイロンをかけた方がいい?

シワが気になる部分に軽くアイロンがけをすると見た目が整います。
浴衣は洗い方だけでなく保管の仕方も知ろう!

浴衣をきれいな状態で長く楽しむには、洗ったあとの「保管方法」もとても大切です。
洗い方と干し方が丁寧にできても、保管方法が悪ければ、カビや虫食い、シワの原因になってしまいます。
清潔に保つための正しい保管方法を紹介するので、参考にして大切な浴衣を長く着てくださいね♪
湿気やカビを防ぐ収納方法
浴衣を保管する際に最も気をつけたいのが「湿気」です。
湿気がこもる場所にそのまま置いておくと、カビやニオイの原因になることも。
洗い方に気を付けたあと、必ず完全に乾いてから収納することが基本で、晴れた日に陰干しして湿気を飛ばしてから収納しましょう。
収納場所は、押し入れやクローゼットの中でも湿気がこもりにくい上段がおすすめ。
また、除湿剤や炭入りの防臭アイテムを一緒に入れておくと、湿気やニオイ対策に効果的です。
たたんだあとに不織布の着物収納ケースに入れることで、ホコリや虫からもしっかり守れます。
シワを防ぐたたみ方
浴衣を長くきれいに着るには、洗い方だけでなく正しいたたみ方をするのがポイントです。
難しそうに思いますが、縫い目に沿って丁寧にたたむだけで、シワや型崩れを防げます。
たたんだ浴衣は、風通しの良い場所に保管できる通気性の良いケースや、炭入り消臭タイプの着物収納ケースを使うのがおすすめです。
これらのケースは、湿気対策はもちろん、外出先への持ち運びにも便利で、衣替えする際にも役立ちますよ。
浴衣の洗い方って家でどうしたらいい?まとめ

- 浴衣は素材によっては家で洗えるため、洗濯表示を必ずチェックし、洗い方のポイントを押さえて洗うことが大切
- 洗濯機で洗う場合は「洗濯ネット」と「おしゃれ着用洗剤」を使い、優しいコース&短時間脱水を心がける
- 手洗いの場合は、ぬるま湯または水で押し洗いし、色落ちや生地へのダメージを防ぐ
- 色落ちを防ぐには、中性洗剤の使用、水洗い、単独洗いなど基本を守ることが重要
- 干すときは陰干し&シワを伸ばして形を整えることが美しく仕上げるポイント
- 完全に乾かしてから縫い目に沿ってたたみ、通気性の良いところでケースに入れて保管するとよい
浴衣は正しい洗い方でケアすれば、家で洗濯して、きれいな状態を保てるのでうれしいですね。
忙しいママでも家での洗い方は簡単なので、ポイントを押さえて気軽に何度も浴衣を楽しめます。
お子さんの浴衣姿を何度も楽しんで、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね♪
ファスナー式で出し入れしやすいのに、ホコリや虫から着物をしっかりガードしてくれて、使わないときはコンパクトに折りたたみもできる!
軽量だから持ち運びやすさも抜群で、持ち運びやイベント時の移動も簡単なのがうれしいポイント。
和室、洋室にもなじむ落ち着いたデザインで、すっきり収納したいママにもぴったりです♪

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